内容説明
『指輪物語』のトールキン、『ナルニア国物語』のルイス、二人の作家の奇跡的な出会いと別れ。ファンタジーの本質を問う、伝記的評伝の名著。
目次
序 トールキン、C.S.ルイス小伝
1 昔話から神話の縁へ―『ホビットの冒険』
2 英雄叙事詩と孤独な旅と―『指輪物語』
3 神話体系の形成―『シルマリルリオン』
4 ルイスの“瞬間”―「ナルニア国ものがたり」
付 中つ国とナルニア―トールキンとルイスの第二世界
5 ルイスの準創造―神学的SF三部作
6 虚ろなる舞台―『愛はあまりにも若く』
終章 晩年
著者等紹介
本多英明[ホンダヒデアキ]
立教大学大学院修了、前相模女子大学英文科教授。専攻、現代英国散文。2003年4月5日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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