沈まぬ太陽―坊やは日本に帰れるといいな

沈まぬ太陽―坊やは日本に帰れるといいな

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286020747
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

国民学校5年生だった著者の過酷な戦争体験に史実を織り交ぜ、当時の満州の様子を浮き彫りにしたノンフィクション大作。

目次

北票・冠山の社宅での生活―避暑と骨折(一九三九~四一年)
北票・台吉での生活―驚いた満州豪族の生活(一九四一年)
北票から鶴崗への旅(一九四一年十一月)
炭礦街・鶴崗での生活(一九四一年十一月~四三年三月)
奉天での生活―赤ん坊の死体を食うカラス(一九四三年四月~四五年三月)
新京、ハルビンに立ち寄る(一九四五年三月)
二度目の鶴崗での生活(一九四五年四~八月)
ソ連軍侵攻、千振開拓村への逃避行(一九四五年八月)
開拓村(団)の建設と崩壊(一九三二~四五年)
佳木斯から綏化へ、死者を埋めながらの逃避行(一九四五年八月)〔ほか〕

著者等紹介

坂本俊雄[サカモトトシオ]
1934年、旅順市(旧満州国)生まれ。奉天、新京(長春)、鶴崗に住む。引き揚げ後山梨県北都留郡上野原町島田村、東京都豊島区、板橋区、港区、現在東京都八王子市在住。1954年、東京都立国立高校卒。1961年、日本大学医学部卒、1966年、日本大学医学研究科(大学院)修了。医学博士。日本大学医学部第三外科医局長、甲府国立病院外科医長、日本大学医学部、教育大学聾唖学部講師、日本大学歯学部兼任講師、駿河台日大病院病棟医長を経て1979年、八王子市に坂本クリニック開設。八王子医師会理事、東京都医師会雑誌編集委員、東京八王子南ロータリークラブ会長、国際ロータリー第2750地区ガバナー(2007‐08年)。学術論文、指導論文、国際学会発表、新聞記事、テレビ出演、市民講座、講演会など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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