国際女性デーは大河のように

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  • サイズ A5判/ページ数 162,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275002884
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C1030

内容説明

3月8日の国際女性デー、その起源をたどる旅。今や世界平和を希求するグローバルな女性連帯の日として定着した「国際女性デー」。20世紀初頭に始まったその歴史と意義を、著者の長年の研究成果から再確認する。年表・文献資料・図版多数収録。

目次

1 知っていますか?一九七七年の国連総会が国際女性デーをきめたことを(一九七七年の国連の女性デーの決議―日本は棄権、アメリカは反対;国連システムでの女性デーの取り組み―一九八〇年代 ほか)
2 女性デーはアメリカ社会党の女性たちのアイデア(女性デーの起源をめぐる多くの伝説;決め手は二〇世紀初頭のアメリカ社会党の女性たち ほか)
3 国際女性デーの誕生―ドイツの女性運動との合流(第二インターナショナルの女性運動;一九一〇年、第二インターナショナルコペンハーゲン大会と国際女性デーの決議 ほか)
4 ロシア革命と第三インターナショナルを潜り抜ける女性デー(ロシア革命と国際女性デー;一九一九~二〇年―第三インターナショナル初期の国際女性デー ほか)
5 日本の国際女性デーのエポック(第三インターナショナルの女性政策と日本の国際女性デー;一九二三年の日本最初の国際女性デーから戦前 ほか)

著者等紹介

伊藤セツ[イトウセツ]
昭和女子大学女性文化研究所教授。同大大学院生活機構研究科教授。経済学博士(1984年)。1939年函館生まれ。1968年北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。北星学園女子短期大学、東京都立立川短期大学勤務。1982年東京都費派遣短期在外研修で、旧東ドイツ、クララ・ツェトキン教育大学(ライプツッヒ)にて『国際女性デーは大河のように』関連の研究に従事。1989年から現職。この間、社会政策学会代表幹事(1998‐2000)、女性労働問題研究会代表運営委員(2000‐2003)などを務める
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