内容説明
著書の設計経験に基づいて、設計と製作の現場に共通する機械製図の手法を独自に体系化し、まとめた解説書。JISに準拠した機械製図、ものの動きを考慮した製図、製作者に読みやすく誤解のない図面、現場に受け入れられる図面、これらを機械要素や周辺技術に関連した事例で読み解く。
目次
1章 機械設計
2章 機械製図
3章 機械加工
4章 トライボロジー
5章 表面性状
6章 公差方式
7章 機械要素
8章 機技材料
著者等紹介
岡村貴句男[オカムラキクオ]
1970年京都産業大学理学部物理学科卒業。シンポ工業(現日本電産シンポ)にて、研究開発、特許、生産技術、販売促進などに従事。1999年無段変速機のベンチャー企業にて、開発業務。2006年技術コンサルタント、同志社大学理工学部生命医科学部嘱託講師、博士(工学)。資格、技術士(機械部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うじくら
2
大学で習ったところもあるが復習。幅広く理解はできた。これをベースに肉付けをしていきたい。2015/09/08
PDCAサイクル
0
よく纏まってるなという印象.他の書にない情報もいくつかある.2016/05/13
crackstar
0
先輩方が作ったものがあるのでちょいとした修正くらいしかしない、図面をあまり描いたことがない、読むことが多い、材料とかの選び方がいまいちわからない、とかの症状の方にはいいと思います。または一冊製図を読み終えたくらいの方。記載されている範囲も広く、溶接、熱処理、材料、鍛造、潤滑、とか苦手な部分だけ読むもよし。JISはどれだとか参照先が書いてあるので、この薄い一冊を読んだ後JISを眺めてみればそれなりに出来そうだ。バリバリ描いている人には物足りないはず。2013/08/31