新世代工学シリーズ
アナログ電子回路

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274132599
  • NDC分類 549.3
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
回路シミュレータによる方法までを含めた新しい教科書

【発刊の目的と内容】
電子関連各学科の必修科目である電子回路について、アナログ電子回路に絞った大学学部の2単位セメスタ制対応の教科書。回路を構成するデバイスの知識から、増幅や発振などアナログ電子回路の基本回路、各種回路、さらには回路シミュレータによる方法まで解説。

【購読対象者】
大学の電気、電子、情報通信、電子機械、システム工学系に関連する学部学生および教員。
電子回路・デバイス関連の技術者

【詳細目次】
1章 電子回路の歴史とその学び方
 1.1 電子回路の始まりと歴史
 1.2 電子回路の発展と将来
 1.3 本書の学び方

2章 半導体素子と集積回路
 2.1 半導体とは
 2.2 pn接合とは
 2.3 接合トランジスタとは
 2.4 電界効果トランジスタとは
 2.5 集積回路とは
 演習問題

3章 トランジスタを使った増幅回路
 3.1 トランジスタの増幅作用とは
 3.2 トランジスタの取扱い方
 演習問題

4章 多段増幅回路と電力増幅回路
 4.1 多段増幅回路がなぜ必要なのか
 4.2 安定な増幅器としての差動増幅とは
 4.3 電流増幅率を大きくするダーリントン回路とは
 4.4 多段増幅回路の周波数特性について
 4.5 増幅器から発生する雑音,雑音指数とは
 4.6 電力増幅器とは
 演習問題

5章 負帰還回路と演算増幅器
 5.1 帰還回路とは
 5.2 帰還回路を増幅回路に利用しよう―負帰還増幅回路―
 5.3 アナログ信号を演算してくれる増幅回路―演算増幅器―
 5.4 演算増幅器の応用回路を調べよう
 演習問題

6章 発振回路
 6.1 発振の原理を理解する
 6.2 LC発振回路とは
 6.3 発振周波数の安定した発振回路―水晶発振回路とは
 6.4 低周波に適したRC発振回路とは
 6.5 位相同期ループとは
 演習問題

7章 各種トランジスタ回路
 7.1 アナログ信号をディジタル信号に変換する―A-D変換器―
 7.2 ディジタル信号をアナログ信号に変換する―D-A変換器―
 7.3 高周波の振幅に情報を乗せて送る―振幅変調回路―
 7.4 高周波の周波数に情報を乗せて送る―周波数変調回路―
 7.5 交流から直流を作る―電源回路―
 演習問題

8章 回路シミュレータ
 8.1 回路シミュレータの歴史―バークレー校から始まる―
 8.2 回路シミュレータの働き―回路特性の事前調査と検査―
 8.3 代表的なシミュレータとその機能―Pspice,Circuit Viewer,B2Spice―
 8.4 設計した回路の特性を調べてみる―B2Spiceの使い方とシミュレーション例―

付録

内容説明

本書では、トランジスタ増幅器と発振器の習得を基本としているが、それに加え、アナログ・ディジタル混在回路、変復調回路、電源回路、多段増幅などのいわゆる特殊な回路についても幅広く説明を加えている。

目次

1章 電子回路の歴史とその学び方
2章 半導体素子と集積回路
3章 トランジスタを使った増幅回路
4章 多段増幅回路と電力増幅回路
5章 負帰還回路と演算増幅器
6章 発振回路
7章 各種トランジスタ回路
8章 回路シミュレータ

著者等紹介

小牧省三[コマキショウゾウ]
1972年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。1983年工学博士。現在、大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。