工学のための確率論

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274132445
  • NDC分類 417.1
  • Cコード C3041

出版社内容情報

【セールスポイント】
必要な知識を確実に身につけられる構成

【発刊の目的と内容】
確率論は、情報工学、通信工学、パターン認識の基礎理論として広範囲に応用されている理論である。本書は,工学部の学生や現場の工学系の技術者を主対象に確率論の応用を意識しつつ例題等豊富に用い、古典的な確率論から近代確率論の筋道をわかりやすく解説したテキストである。

【購読対象者】
○大学各部・大学院(情報、電気電子、通信、制御等)学生・院生
○情報、電気電子、通信、制御等の分野の初級技術者・入門者

【詳細目次】
1章 序論
1・1 確率の概念
1・2 確率論の応用分野
1・3 一般的話題
1・4 実験モデル
1・5 数学的準備
2章 事象と確率の基礎的性質
2・1 事象と確率
2・2 確率と確率空間
2・3 条件つき確率
2・4 事象の独立性
演習問題
3章 確率変数と分布関数
3・1 確率変数
3・2 確率分布関数
3・3 同時分布関数
3・4 確率変数の独立性と条件つき分布関数
3・5 確率変数の変換
演習問題
4章 期待値と特性関数
4・1 期待値
4・2 多次元確率変数の期待値
4・3 特性関数
4・4 母関数
演習問題
5章 離散的確率分布
5・1 はじめに
5・2 二項分布とポアソン分布
5・3 ベルヌーイ試行および関連する分布
5・4 その他の離散的分布
演習問題
6章 連続的確率分布
6・1 正規分布
6・2 ベータ分布および関連する分布
6・3 ガンマ分布および関連する分布
6・4 正規分布の2乗に関連する分布
6・5 多次元正規分布
演習問題
7章 大数の法則と中心極限定理
7・1 大数の法則
7・2 中心極限定理
演習問題
8章 マルコフ連鎖
8・1 マルコフ連鎖の導入
8・2 状態遷移図
8・3 高次の推移確率
8・4 状態の分類
演習問題
付録A 集合論の基礎
付録B 順列と組合せ
付録C ベータ関数とガンマ関数
演習問題略解

内容説明

本書は、主として工学者、技術者を対象として、近代確率論の筋道を解説し、その応用のための基礎を与えることを目的としている。

目次

1章 序論
2章 事象と確率
3章 確率変数と分布関数
4章 期待値と特性関数
5章 離散的確率分布
6章 連続的確率分布
7章 大数の法則と中心極限定理
8章 マルコフ連鎖

著者等紹介

鳥脇純一郎[トリワキジュンイチロウ]
1967年名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了。1968年工学博士。現在、名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。