インターユニバーシティ<br> システムと制御

インターユニバーシティ
システムと制御

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274130885
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3054

出版社内容情報

【セールスポイント】
ビジュアルで新鮮な切り口によるわかりやすい教科書

【発刊の目的と内容】
21世紀に向けて各大学で2期制(セメスタ制)の導入などカリキュラムの見直しが行われ、学生の趣向、レベルに合致した学びやすい教科書が求められている。インターユニバーシティは、以上の状況を十分にふまえ、新鮮な切り口と紙面構成で編集した新しいスタイルの教科書シリーズ。本書は、システムの表現や解析と各種の制御理論の基礎から応用までをセメスタ制カリキュラムにマッチした2単位で学べるよう解説した教科書である。

【購読対象者】
電気・電子・情報・制御系の大学学部学生、高専学生および専門学校生
電気・電子・情報・制御系関連分野の初級技術者

【詳細目次】
1章 システムと制御の学び方
1.いろいろなシステムと制御 
2.制御系の構成-フィードバック制御-
3.制御系設計-モデル化が鍵-
演習問題
2章 動的システムと状態方程式
1.動的システムのモデリング-状態方程式ってなに?-
2.非線形システムの線形近似-平衡状態の近傍で眺めれば-
3.状態方程式の解-動的システムの挙動をみる-
演習問題
3章 伝達関数とブロック線図
1.ラプラス変換
2.逆ラプラス変換とその応用
3.伝達関数とインパルス応答
4.基本的な伝達関数
5.ブロック線図とその等価変換
演習問題
4章 システムの周波数特性
1.周波数伝達関数-周波数領域でみる入出力関係-
2.ナイキスト線図-G(jω)を複素数平面上にプロットしてみたら-
3.ボード線図-ゲインと位相を別々に-
演習問題
5章 安定性解析
1.システムの安定性
2.ラウスの安定判別法
3.フルビッツの安定判別法
4.ナイキストの安定判別法
5.根軌跡
演習問題
6章 フィードバック制御系の特性
1.フィードバック制御系に現れるさまざまな伝達関数
2.フィードバック制御系の過渡特性
3.フィードバック制御系の定常特性
演習問題
7章 フィードバック制御系の設計
1.フィードバック制御系設計の基本的考え方
2.サーボ系の設計-周波数応答法-
3.プロセス制御系の設計-PID調整-
演習問題
8章 時間領域における制御系設計
1.可制御性
2.極配置によるレギュレータの設計
3.可観測性
4.極配置によるオブザーバの設計
5.オブザーバを併合したレギュレータ
演習問題
9章 最適レギュレータとカルマンフィルタ
1.線形2次形式最適レギュレータ
2.カルマンフィルタ
3.最適レギュレータとカルマンフィルタの双対性
4.カルマンフィルタを併合した最適レギュレータ
演習問題
10章 ロバスト制御
1.不確かさもモデルの一部
2.記号の導入-H∞制御の名前の由来-
3. ロバスト安定性条件
4.H∞ノルムを用いた制御問題の提式化
5.H∞制御問題とその解法
6.モータ制御系のH∞制御理論による設計
演習問題
11章 非線系制御
1.非線形系の取扱い-非線形は「非」線形か?-
2.記述関数法-非「線形」から線形を取り出すと-
3.記述関数による安定判別-キーワードはリミットサイクル-
4.位相面法-うず巻が表す非線形系の顔-
5.位相面による特性解析-右巻か左巻か?それが問題-
6.可変構造制御-切換えが肝心-
演習問題
12章 ファジィ・ニューロ制御
1.ファジィ理論の基礎-あいまいさをとらえる-
2.ファジィ制御-名人の技の再現-
3.ニューラルネットワークの基礎-非線形をとらえるテクノの網-
4.ニューロ制御-生物の運動にせまる-
5.ニューロとファジィの融合-心技一体への道-
演習問題
演習問題解答
参考文献
索引

内容説明

本書は、システム制御の基礎である制御工学に関して、できるだけわかりやすい解説を行うことを目的としている。本書がカバーする範囲は、周波数応答法、状態空間法、ロバスト制御系の設計法、非線形系の記述関数や位相面による解析法、ファジィ制御およびニューラルネットの応用と、かなり幅広い。

目次

1章 システムと制御の学び方
2章 動的システムと状態方程式
3章 伝達関数とブロック線図
4章 システムの周波数特性
5章 安定性解析
6章 フィードバック制御系の特性
7章 フィードバック制御系の設計
8章 時間領域における制御系設計
9章 最適レギュレータとカルマンフィルタ
10章 ロバスト制御
11章 非線系制御―曲がった物を真っ直ぐに
12章 ファジィ・ニューロ制御―「技」と「脳」に迫る