気象がわかる数と式

気象がわかる数と式

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274024337
  • NDC分類 451.1
  • Cコード C3050

出版社内容情報

【セールスポイント】
気象現象が数式で理解できるはじめての1冊!

【発刊の目的と内容】
 気象現象、大気現象を正確に理解するためにはその物理的な基礎を身に付けることが不可欠である。ところが、とかく「暗記」的な知識の習得を迫られる試験勉強・学校教育のなかにあって、物理学の知識・手法をもって具体的な気象現象どのように理解し、解明するかがたいへん学びにくい状況にある。本書は、気象や気象現象・気象予報の基礎を理解するために欠かせない数式や数値から、これらが実際の、具体的な現象とどのようにむすびついているのかを、要点をおさえて解説する。

【購読対象者】
気象の実務に就いている方
気象予報士試験の勉強を進めている方
基礎事項を学び直したい気象の実務経験者
大学で気象および気象にかかわる分野に学ぶ学生

内容説明

中緯度帯の天気・天候に関わる気象現象を理解するための数式と数値の本。なお、大気大循環、ブロッキング現象、長期変動、大気乱流、降水物理などについてはあえて触れていない。

目次

1章 大気の運動
2章 乾燥空気の熱力学
3章 湿潤大気の熱力学
4章 対流と鉛直運動
5章 静力学平衡とその応用
6章 境界層
7章 放射
8章 p座標系の基本式
9章 p面上の流れ
10章 じょう乱の構造と発達
11章 波動現象と不安定
12章 熱収支と水蒸気収支
13章 運動エネルギーと位置エネルギー