出版社内容情報
《内容》 共感という言葉は，看護教育の場で広く一般的に用いられている。しかし，その本態となるとなかなか明確にはされていない。本書は，このように伝えにくい共感という情緒あるいは感情現象を，あえて文字によって表現し文章で伝達しようと試みた，わが国看護界における初の成書である。第1部では共感の定義と理論的背景を，第2部では臨床場面における共感現象を実例をもとに紹介する。 《目次》 第1部 共感的看護とは 第1章 人間理解に基づく看護 第2章 共感的理解の意義 第3章 共感的関係のスキル 第2部 共感的看護の実践へ 第1章 人が人として出会う 第2章 「いま-ここ」での出会いが心を動かす 第3章 相手と自分が共に変化していく
