出版社内容情報
《内容》 患者さんが気持ちいいと、看護婦も気持ちいい…か?「これまであえて避けてきた部分に踏み込んで、看護について言語化したい」という著者の意欲作。<看護を語る>ブームへの違和感を語り、看護婦はなぜ尊大に見えるのかを考察し、専門性志向の底の浅さを喝破する。「自分のためにも<看護することの意味>を探りたかった」―今度の宮子はちょっと違うぞ。夜勤明けの頭で考えた「アケのケア論」だー! 《目次》 気持ちのいい看護目次ちょっと長いまえがき 007I ケアの語りにくさを語る意味 021 1 『ライフサポート』への違和感から 022 2 働くほどわからなくなる看護の価値 028 3 看護を語らせない圧力 034 4 趣味としてのケア、義務としてのケア 044 5 私流「ケア論」の読み方 050 6 「ケアする自分」にとっての書くこと 057II ケアを仕事とすることの困難 065 1 看護/それは自責との闘い 066 2 なぜ話を聞くのがつらいか 072 3 ケアされながらケアする 081 4 デフォルメ化された専門性 092 5 専門職と制服 099 6 専門教育はコンパクトに 106III ケアするものの発達過程 113 1 五年前の宿題 114 2 同情と共感は紙一重 122 3 亀の甲より年の功 129 4 それは鼻毛から始まった 136 5 瞬間芸と熟練の技 144IV 「世の中」の中のケア 153 1 「障害者」という言葉のトラウマを越えて 154 2 たまたまの不運としての障害と病気 165 3 普通の人がケアする時代 175 4 コンビニ・ケイタイ時代のケア 184 5 医療ミスはなくせるか 193ちょっと長いあとがき 201
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アキ
Gen Kato