感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イプシロン
5
太平洋戦争の中で、恐らく一番知られていない男たちへの哀悼を表した一書といえるだろう。一応、戦略レベルで潜水艦隊が、どんな行動を取ったかは把握できるとは思うが、太平洋の地図が頭に入っていないと、地名で混乱するかもしれない。ガ島戦以降、やることなすこと後手に回らざるを得なかった状況が良くわかる。特攻兵器、回天のくだりは、筆者の鎮魂の思いが溢れて、戦果確認の表記が不正確であるが、戦後4年にわたり巣鴨拘置所に囚われたことや、その後の生活で、重度のうつ病を患ったということを知ると、筆写を責めるのは酷だと思えた。2013/08/05
映画屋
0
時系列に読みやすく書かれていなかった2008/07/25