生物化学工学

生物化学工学

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254250251
  • NDC分類 460
  • Cコード C3058

出版社内容情報

生物化学工学の基礎を豊富な例題と演習問題を取り入れて丁寧に解説。〔内容〕生物変換プロセスの基礎/酵素反応プロセス/微生物反応プロセス/動物・植物細胞による生産プロセス/生物生産物の分離・精製プロセス/殺菌・除菌プロセス他

【目次】
1. 生物変換プロセスの基礎
 1.1 生物素材の特性
 1.2 遺伝子組換え
 1.3 代謝とエネルギー論
 1.4 参考文献
 1.5 演習問題
2. 酵素反応プロセス
 2.1 酵素反応プロセスの特徴
 2.2 酵素反応速度論
 2.3 固定化酵素
 2.4 バイオリアクター
 2.5 非天然環境における酵素反応
 2.6 参考文献
 2.7 演習問題
3. 微生物反応プロセス
 3.1 培養モデルの概要
 3.2 連続培養プロセス
 3.3 バイオリアクターの設計
 3.4 関連参考書
 3.5 参考文献
 3.6 演習問題
4. 動物細胞・植物細胞による生産プロセス
 4.1 動物細胞培養プロセス
 4.2 植物細胞培養プロセス
 4.3 参考文献
 4.4 演習問題
5. 生物生産物の分離・精製プロセス
 5.1 分離・精製プロセスの基礎
 5.2 分離・精製プロセスの単位操作
 5.3 分離・精製プロセスの設計
 5.4 関連参考書
 5.5 参考文献
 5.6 演習問題
6. 生物プロセスの計測と制御
 6.1 生物プロセスの状態量とその計測
 6.2 生物プロセスの状態量の推定
 6.3 生物反応プロセスの最適化
 6.4 プロセス制御
 6.5 関連参考書
 6.6 参考文献
 6.7 演習問題
7. 殺菌および除菌プロセス
 7.1 加菌殺菌
 7.2 化学殺菌
 7.3 光殺菌
 7.4 除菌プロセス
 7.5 参考文献
 7.6 演習問題
8. 工業生物プロセス
 8.1 医薬品工業
 8.2 食品工業
 8.3 環境保全プロセス
 8.4 微生物による金属資源の分離と回収
 8.5 参考文献
 8.6 演習問題
9. 演習問題解答
10. 索 引

【編集者】
東 稔 節 治
【著者】
菅   健 一, 東 稔 節 治
松 野 隆 一, 松 本 幹 治
宮 脇 長 人
 

内容説明

生物化学工学は、本来微生物の応用や工業への生物学の適用を目的としており、最近は、単に化学と生化学の多様化にとどまらず、微生物、分子生物学、遺伝子工学、モノクローナル抗原体学を主とする学問となっている。筆者らは、十数年の経験をもち、各大学において学部、大学院に所属する生物化学工学の専門家である。本書では、この分野の整理に使用できるように、演習問題の導入に力を入れた。大学の応用化学科および生物工学科関連、工業高等専門学校の学生および社会人の知識の再整理にも使えるように考慮。生物化学工学としての組織培養(動・植物組織)、プロトプラスト融合、タンパク質構造変形、固定化酵素、バイオセンサー工学、発酵へのコンピューター利用、新しいバイオリアクターに関する設計方法を、本編を通じて修得しうる。