システム制御情報ライブラリー<br> 制御のためのマトリクス・リカッチ方程式

システム制御情報ライブラリー
制御のためのマトリクス・リカッチ方程式

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254209747
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3350

出版社内容情報

〔内容〕マトリクス・リカッチ方程式の解法/可制御性と可観測性/強半正定解の存在条件/定係数微分方程式の周期解/周期系に対するリカッチ微分方程式/H∞制御理論における代数方程式/定常解の工学的応用/離散型リカッチ方程式/他

【目次】
1. 序論
 1.1 はじめに
 1.2 カルマン・フィルタ
 1.3 最適レギュレータ
 1.4 双対性
2. マトリクス・リカッチ方程式の解法
 2.1 一般解の解法
 2.2 定常解の解法
 2.3 離散系の場合
3. 可制御性と可観測性
 3.1 定係数システム
  3.1.1 可制御性
  3.1.2 可観測性
  3.1.3 可安定性と可検出性
 3.2 周期係数システム
  3.2.1 可制御性
  3.2.2 可観測性
  3.2.3 可安定性と可検出性
4. 定係数代数方程式
 4.1 Hamilton行列の固有値問題
 4.2 半正定安定化解
 4.3 正定安定化解
 4.4 方程式の解構造と躍近特性
5. 強半正定解の存在条件
 5.1 Hamilton行列の固有ベクトルの性質
 5.2 可検出性,可安定性
 5.3 Hamilton行列の虚軸上の根の性質の拡張
 5.4 主要結果
 5.5 結論
6. 定係数微分方程式の周期解
 6.1 周期解の考え方
 6.2 周期解の導入
 6.3 半正定周期解とその計算方法
 6.4 数値例
 6.5 周期解に関する考察
7. 周期系に対するリカッチ微分方程式
 7.1 周期系に対する固有値分解法
 7.2 周期解の存在定理
 7.3 周期解に対する考察
8. 固定区間および固定点スムーザの定常解の存在条件
 8.1 固定区間スムーザの定常解
 8.2 固定点スムーザの定常解
 8.3 スムーザの定常解の構成法
 8.4 実例
 8.5 結論
9. H∞制御理論における代数方程式
 9.1 H∞推定制御問題
 9.2 一般化された代数方程式
 9.3 H<0,Q>0の場合
 9.4 H<0,Q>0の場合の反安定化解と解の構造
 9.5 H>0,Q<0の場合
 9.6 H<0,Q<0の場合
10. 定常解の工学的応用
 10.1 定常誤差共分散
 10.2 定常ゲイン
 10.3 定常ゲイン・フィルタの誤差評価
  10.3.1 宇宙における応用
11. 離散型リカッチ方程式
 11.1 離散型方程式の解法
  11.1.1 一般解の解法
  11.1.2 定常解の解法
 11.2 可制御性と可観測性
 11.3 固有値分解法と関連する諸性質
 11.4 半正定安定化解
 11.5 連続型方程式との関係
12. 付録 制御問題における方程式
 12.1 代数方程式
 12.2 周期係数微分方程式
13. 参考文献
14. 索引