出版社内容情報
連続体力学の世界を基礎・応用,1次元~3次元,流体・弾性体,要素変数の多い・少ない,などの観点から整然と体系化して解説。〔内容〕連続体とその変形/弾性体を伝わる波/流体の粘性と変形/非圧縮粘性流体の力学/水面波と液滴振動/他
内容説明
本書は、主として物理系の学部基礎教育用のテキストとして執筆したものである。取り扱う内容、レベル、分量を厳選し、とくに基礎的な考え方の習熟とその応用能力の涵養を目指した。学生がつまずきやすいところにはいろいろな角度から説明を加え、重要な事項が直観的にも数理的にも既存の経験や知識と結びつくよう細心の注意を払った。
目次
連続体とその変形
弾性体の変形と応力
弾性体を伝わる波
テンソルとその応用
媒質の対称性と弾性定数
弾性体の運動方程式
流体の粘性と変形
流体力学の基礎方程式
非圧縮粘性流体の力学
ベルヌーイの定理とその応用〔ほか〕
著者等紹介
佐野理[サノオサム]
1949年茨城県に生まれる。1977年東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程修了。現在、東京農工大学工学部物理システム工学科流体物理学専攻教授。理学博士
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