出版社内容情報
複雑にいりくみながら変動していく社会現象の解明のために必要な社会システムの分析手法を,基礎的な理解が充分できるよう丁寧に解説。〔内容〕定性的モデル/準定量モデル/シミュレーションモデルによるシステム分析/評価の方法論/他
【目次】
1. 序 論
1.1 社会システム分析の背景と目的
1.2 社会システム分析手法の概要と本書の構成
2. 定性的モデル
2.1 定性的モデルの概要
2.2 問題発掘
2.3 ISM
2.4 ISMに類似の構造化手法
2.5 二つの要素群に対する構造化手法
3. 準定量モデル
3.1 準定量モデルの概要
3.2 デルファイ法
3.3 クロスインパクト法
3.4 改良形クロスインパクト法
3.5 動的クロスインパクト法の概要
3.6 都市交通に関する技術予測例
4. シミュレーションモデルによるシステム分析
4.1 シミュレーションモデルの基本概念
4.2 工学的モデルと比較した問題点
4.3 モデル構造の概要
4.4 社会システムモデルの例と概要
5. 評価の方法論
5.1 評価の概要
5.2 確率情報を用いない決定基準
5.3 多目的評価
5.4 効用理論
5.5 序数的多属性効用理論
5.6 基数的多属性効用理論
5.7 集団意思決定理論
5.8 多代替案における選択
5.9 その他の選択モデル
5.10 評価に際しての問題点
6. 参考書
7. あとがき
8. 索 引
内容説明
本書は1960年代後半から計算機利用の普及とともに、新しい応用分野の一つとして盛んになってきたシミュレーションモデルによる社会システム分析手法を中心に、より一般的な社会システムを対象とする工学的分析手法の一端を示したものである。
目次
1序論(社会システム分析の背景と目的;社会システム分析手法の概要と本書の構成)
2 定性的モデル
3 準定量モデル
4 シミュレーションモデルによるシステム分析
5 評価の方法論