出版社内容情報
さまざまな偶然的・確率的現象に関する理論を,実際に試行を繰り返すことによって理解を図る。〔内容〕偶然現象/確率空間/ベイズの定理/確率変数/ポアソン分布/中心極限定理/確率過程/マルコフ連鎖/伊藤の公式/確率微分方程式/他
内容説明
本書はMathematicaを用いて確率と確率過程について学習を容易にするための本である。理論的な証明や説明だけではわかりにくいブラウン運動や確率積分、さらには確率微分方程式、伊藤の公式などが、Mathematicaによるサンプルパスを描くことによって理解しやすくなる。
目次
1 確率解析の基礎(偶然現象;偶然現象における不規則性;偶然現象における規則性 ほか)
2 確率変数(確率変数・確率ベクトルとその分布;確率変数の独立性;確率変数の平均 ほか)
3 確率過程(1次元ランダム・ウォーク;ランダム・ウォークの逆正弦法則;反射壁ランダム・ウォーク ほか)