文春文庫<br> 管仲〈上〉

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文春文庫
管仲〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167259174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「管鮑の交わり」で知られる春秋時代の宰相・管仲と鮑叔。二人は若き日に周の都で出会い、互いの異なる性格を認め、共に商いや各国遊学の旅をしつつ絆を深めていく。やがて鮑叔は生国の斉に戻り、不運が続き恋人とも裂かれた管仲を斉に招く―。理想の宰相として名高い管仲の無名時代と周囲の人々を生き生きと描く。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遥かなる想い

119
久しぶりに宮城谷昌光の中国歴史小説を読んだ。主人公は「管鮑の交わり」で、名高い管仲と鮑叔の無名時代である。上巻は斉の太子に仕えるところまで。性格が違う二人が出会い、互いに尊敬し、成長していく様を恋愛事を交えながら描いている。やや盛り上がりに欠けるが、下巻に期待。2011/04/29

Smileえっちゃん

47
久しぶりの宮城谷昌光さん。やっぱり良いですね~管仲と鮑叔の師弟関係。不遇続きの為、暗く感じる管仲、明るくおおらかな鮑叔。知らない間に生涯の友に…どちらかと言えば鮑叔の力が大きかったですね。下巻が楽しみです。2020/07/03

姉勤

39
約2700年前のチャイナ。「周という王朝と、血縁にて繋がる諸侯の領土が分散する春秋時代。東方の国「斉」の貴族の男子と生まれた鮑叔は、留学のため王都へ。その先で出会った管仲という男に「 管鮑の交り」という成語として残る互いに認め友情を培う。のちに春秋時代最初の覇者となる「斉の桓公」の宰相となる管仲。「春秋左氏伝」にて管仲を記す文字は千を超えることはないだろう。そこに血肉と物語を付け加える余地、覇者の宰相なる人物足りえる人生は、まだ佳境に届かず。管仲は斉の公子の家臣となり、主君のために真心を尽くす。2022/02/14

akira

28
管仲上巻。 これもかなり面白い。宮城谷作品が苦手だったのが嘘のようにハマる。正直『管鮑の交わり』という言葉は知らなかったのだが、この関係はいいなと。才があるもの同士ながら、互いに許せること。人は認められて自信を持てる。 印象に残る一節。才はあるのに活かせる場所が見つからずに苦悩する管仲。次元はちがうがなかなか思うようにいかない人生に生身の人間みを感じる。『人の和』で天下に名を馳せそうな予感がある。下巻も楽しみだ。 「中国史上で最高の宰相となる男が、そのように矮小な存在として陋巷であえいでいたのである」2021/12/02

春風

20
中華一の名宰相といわれる管仲を描いた小説。同著者の短編『侠骨記』でも管仲が登場しており、魅力的であったため購入。行きつけの書店では、数ヶ月前に大量に平積みされていたが、某漫画の影響か?上巻では「管鮑の交わり」で知られる、鮑叔との友情の育みに紙片が割かれている。管仲はその中で、己の境遇に切歯扼腕しながらも、その飛翔の秋を待ち望んでいる。管仲の思想は鮑叔目線で解説されているが、これが下巻でどの様に大成していくのか。名宰相の登場が待ち遠しい。2016/05/06

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