文春新書<br> 「はやり歌」の考古学―開国から戦後復興まで

文春新書
「はやり歌」の考古学―開国から戦後復興まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601714
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

内容説明

誰もがカラオケに興じ、街中に音楽が流れる現在。しかし近代がスタートしたとき、日本人は、歌わぬ、歌えぬ国民であった。それがどのようにして今日の“歌謡大国”になったのか。口説き節、端唄、どどいつ、壮士歌、かっぽれ、軍歌、唱歌…など、大衆の心をとらえた「はやり歌」の軌跡をたどる。その背景にある社会状況、メディアとの関連、為政者の干渉等、興味深いエピソードがいっぱい。

目次

第1章 開国と攘夷のはざまで
第2章 近代日本の幕明け
第3章 異文化との接触
第4章 メ ディアと大衆化
第5章 政府の介入
終章 焦土から復興へ

著者等紹介

倉田喜弘[クラタヨシヒロ]
1931年、大阪市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。日本放送協会勤務を経て日本近代芸能史を研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2022/04/12

壱萬弐仟縁

0
資料がかなり豊富に、史的な説明が成されている。戦後についても、大衆文化の歴史の一部として、流行歌の登場の歴史を期待したいと思う。当該の時代については、本著で十分理解は可能と思える。2012/05/24

いちはじめ

0
その当時の社会状況とからめたりしてなかなか興味深い内容だが、やや散漫な印象2001/05/18

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