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あかんやつら―東映京都撮影所血風録

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  • サイズ B6判/ページ数 431p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163768106
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

東映京都撮影所には、正面脇のベンチから来訪者に目を光らせる「門番」のような老人がいた。撮影所内の話に行く前にその入口の話から始めてみたい―。これは、昔々、「熱い」時代の物語である。型破りな錦之助、鬼と呼ばれた岡田茂、警察とヤクザ。読み始めたら止まらない血と汗と涙の記録。

目次

小指のない門番
第1部 時代劇黄金期(東映京都を創った男;親父に捧げる『赤穂浪士』;鬼の岡田)
第2部 混乱する撮影所(時代劇の凋落;集団時代劇の興亡;岡田茂の改革)
第3部 暴力とエロスの都(任侠映画、快進撃;女の世界を覗き見る;『仁義なき戦い』)
第4部 必死のサバイバル(高岩淡所長と映画村;迷走する大作映画)
逆風の中で

著者等紹介

春日太一[カスガタイチ]
1977年生まれ。東京都出身。映画史・時代劇研究家。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

時代劇、ヤクザからエロまで大衆の欲望を映し出してきた太秦東映京都撮影所。「天才勝新太郎」の著者が完成まで10年をかけた大作。

『天才 勝新太郎』の衝撃から3年。春日太一が10年をかけて完成させた疾風怒涛のノンフィクション。

太秦の東映京都撮影所には小指のない門番がいた。撮影所の中に入る前に入口の話から始めてみたい──。
時代劇、ヤクザ映画、ポルノ……66年の歴史を持つ東映京都撮影所の歴史は、日本の戦後史と大衆の欲望をギラギラと映し出す鏡である。
ミミズの這うオンボロスタジオでのどん底のスタート。お金がないので拳銃は警察から本物のブローニングを借りた。期せずして画面には迫力が出た。
「お客に喜んでもらえるなら何でもやれ!」「柳の下にドジョウは二匹でも三匹でもおるわい!」
照明、美術、脚本、殺陣師、監督などスターを輝かせるために奔走した裏方・職人たちへの取材で浮き彫りになった「映画よりも熱く、面白い」太秦・東映京都撮影所の舞台裏。

GHQに時代劇が規制される中「忠臣蔵」への執念を抱き続けたマキノ光雄、撮影所の〈天皇〉〈法皇〉〈御大〉、中村錦之助の登場と時代劇ブーム、スターの栄枯盛衰、岡田茂の台頭、任侠映画と「仁義なき戦い」、そして、いつしか狂い出す歯車……。
今初めて明らかになる秘話満載。読み始めたら止まらないノンストップ・ノンフィクション。

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