出版社内容情報
松本サリン事件で被害に遭いながら犯人扱いされた会社員は、入院直後からメモをつけていた。空前絶後の"えん罪"を生々しく再現
目次
第1章 被疑者から被害者へ
第2章 九四年六月二十七日
第3章 家宅捜索
第4章 事情聴取
第5章 自白強要
第6章 逮捕に備えて
第7章 マスコミ報道
第8章 謝罪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬうさぎ
2
何にもしてないのに犯人扱いされて、一言も言ってもないことを「言った」と報道される…なんてことがあるという恐怖。 でもそれ以上に驚愕するのは、こんな目にあって、その渦中にありながら、至極冷静に遠く先を見据えて物事を判断する河野さんと、高1の息子さん。 もっと多くの人に読まれていい本だと思う。 2018/03/02
こえん
0
警察・マスメディアが暴走するとどうなるか…誰にでも起こりえることだというのが恐ろしい限り。初読は12年前。
ゆりーた
0
松本サリン事件を知る上での必読書だと思う。2008/11/15