ドロシー「くちなしの謎」―「真珠湾」を知っていた女

ドロシー「くちなしの謎」―「真珠湾」を知っていた女

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  • サイズ B6判/ページ数 270,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163473604
  • NDC分類 289
  • Cコード C0031

出版社内容情報

くちなしは口無し、スパイの異名。真珠湾奇襲を察知しかけたドロシーは日本に生まれ候文も能くする女性だった!大いなる歴史の皮肉

内容説明

真珠湾奇襲―。歴史の決定的瞬間に日本の命運を握りかけたドロシー。その驚くべき出生の秘密から謎の死までを焙り出しながら、人間に架された皮肉な十字架を確かな史観、揺るぎない筆致で描くノンフィクションの名品。

目次

1 真珠湾(成功した奇襲;通告遅れの責任;読まれた暗号;生涯にただ一度)
2 家系(日本に生れて;子爵家との縁;祖父の正体)
3 生涯(お茶の水高女の青春;美しい妻、その夫;「前代未聞の方」;GHQ繊維課長;謎の死)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuri9976

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一言でいうと数奇な運命としか言いようがない。日本語を完璧に話す、日本で育った美しい女性の生涯に迫るノンフィクション。著者の辿った調査に沿って、当時の外務省の仕事ぶりにイラっとしたり、ドロシーの才気に惚れ惚れしたり、ぐいぐい引き込まれるように読んだけど読後には寂しさが残った。2012/07/26

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★★1/2

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