出版社内容情報
お馴染のベスト・エッセイ、今年も充実の59篇。忙しいから、目が肥えてるから、おもしろくなきゃガマンできないあなたの為の一冊
内容説明
『おやじの値段』は、昭和61年中に発表されたエッセイの中から選ばれたエッセイ集である。1千篇を上回る応募作品と、編集部で目をとおした作品と、総計2千2百篇の中から、まず124篇を粗選りし、これを日本エッセイスト・クラブの選考委員全員が読んで当選作を決定した。
目次
バーテンの凄味(村松友視)
アイスキャンデー売り(立原えりか)
鼻(前川ひろ子)
黒吹雪(羽曽部忠)
父・大学の祝婚歌(堀口すみれ子)
私の英学修業(杉森久英)
芸は世につれ(河原崎国太郎)
石坂洋次郎先生のこと(池部良)
竹久夢二の伏字日記(青木正美)
真実と、その上に出るもの(田中美知太郎)
広岡達朗に似た男(諸井薫)〔ほか〕