誰が音楽をタダにした?―巨大産業をぶっ潰した男たち

個数:
電子版価格
¥1,034
  • 電書あり

誰が音楽をタダにした?―巨大産業をぶっ潰した男たち

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月20日 11時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152096388
  • NDC分類 760
  • Cコード C0030

出版社内容情報

天才オタク、田舎の工場労働者、大手レーベルの権力者――。音楽ビジネスを没落させた張本人たちの強欲と悪知恵、才能と友情の物語。田舎の工場で発売前のCDを盗んでいた労働者、mp3を発明したオタク技術者、業界を牛耳る大手レーベルのCEO。彼らのたどる道が奇妙に交錯し、音楽産業が根底から覆された過程を描き出す。

スティーヴン・ウィット[ウィット スティーヴン]

関 美和[セキ ミワ]

内容説明

田舎の工場で発売前のCDを盗んでいた労働者、mp3を発明したオタク技術者、業界を牛耳る大手レコード会社のCEO。CDが売れない時代を作った張本人たちの強欲と悪知恵、才能と友情の物語がいま明らかになる。誰も語ろうとしなかった群像ノンフィクション。

目次

mp3が殺される
CD工場に就職する
ヒットを量産する
mp3を世に出す
海賊に出会う
ヒット曲で海賊を蹴散らす
海賊に惚れ込まれる
「シーン」に入る
法廷でmp3と戦う
市場を制す
音楽を盗む
海賊を追う
ビットトレント登場
リークを競い合う
ビジネスモデルを転換する
ハリポタを敵に回す
「シーン」に別れを告げる
金脈を掘り当てる
海賊は正義か
法廷で裁かれる

著者等紹介

ウィット,スティーヴン[ウィット,スティーヴン] [Witt,Stephen]
1979年生まれ。ジャーナリスト。シカゴ大学卒業、コロンビア大学ジャーナリズムスクール修了。シカゴおよびニューヨークのヘッジファンドで働いたほか、東アフリカの経済開発に携わる。『ニューヨーカー』誌などに寄稿

関美和[セキミワ]
翻訳家。杏林大学外国語学部准教授。慶應義塾大学文学部・法学部卒業。ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

94
誰が音楽をタダにしたタイトルに惹かれ読んでみた。面白いミステリーを読んでいるようなノンフィクションリークする側とされる側ほんといろんなやつがいる。2017/09/29

harass

74
大手レコード会社の辣腕幹部と海賊版アップローダーたちとMP3開発者を中心に描く様変わりしていく音楽業界のノンフィクション。リリース前のCDを入手してアップを競うWaresたちの群像と捜査員の執念の追跡。IRCやNapsterやBitTorrentなどネット普及からのアングラ文化が少しだが描かれている。また、激変していく音楽業界で第一線を長年勤めたCEOの話が特に興味深かった。今ではCDが売れないのは確かだが、ライセンス収入がそれを上回っているのだという。やや平坦な書き方だが内容が興味深く、一気に読めた。2017/05/25

『よ♪』

73
スゴい本だ。ノンフィクション、所謂ビジネス本だが、そこらの小説より遥かに面白い。今、音楽はタダで手に入る。CDの時代には3千円出して購入、或いはレンタルして録音するものだった。それが何故、タダになった?mp3開発者ら『技術者』の奮闘、『巨大音楽レーベルCEO』の手上で操られる音楽産業、そして新譜を盗み、リークし、シェアする『海賊』グループ達の暗躍。3つのストーリーが交差しひとつに繋がる。『シェア』が暗黙の了解から合法なビジネスに変化していく様が描かれる。そして使い捨ての音楽で溢れ、音楽自体が衰退していく。2018/03/18

R

49
1990年代後半から、2000年代前半までの音楽業界の変遷を描いた本でした。CDというメディアが滅びていく様と、それを引き起こしたMP3というフォーマット、そして、そのプレイヤーについての特許戦争や、Warezとしてリリース前に出回る新譜のMP3がどうやって放流されていたかが詳しく調べられていて、とても面白かったです。こんな時期の音楽業界で、エグゼクティブとしていきぬけた男の話も面白く、経済文化史として読めました。2017/04/26

kei-zu

46
テクノロジーの進歩、音楽業過の内幕、悪意のない「犯罪者」たちとそれを追う捜査陣。おもしろかった! MP3って、その名称からMP2が改善された規格かと思ったら違うのですね。同時に認証されたものの、当初は冷遇のための「3」だったとは。 社会の複雑化と係わる人間の多さは、何がどう転がっていくかを不透明なものにします。考えさせられる内容ですが、読み物としても抜群におもしろい。2021/10/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11155984
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。