ハヤカワ文庫<br> 魔法の王国売ります!

ハヤカワ文庫
魔法の王国売ります!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150201241
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

魔法の王国売ります―騎士と悪漢、竜と貴婦人、魔法使いて妖術師の故郷たるこの異世界の王はあなたです!こんなうさんくさいコピーが、こともあろうに一流デパートのカタログにのっていた。まともな奴なら冗談としかとらない広告だ。だが、中年弁護士ベンは違った。最愛の妻を交通事故死で亡くして現実の生活に絶望していたベンは、渡りに舟とばかりにこの夢の国を買いとった。ところがこの妖精物語の国、売り出されるだけの理由があって、広告には記されていないとんでもないことがあった…。全米ベストセラーのユーモア・ファンタジィ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんちゃん

12
[友人本]遂に読み終わりました!あれだけ時間はかかりましたが、とびきり濃厚なファンタジーを引き当てました(友人の手柄です)妻をなくした痛みにうちひしがれている敏腕弁護士が高級デパートのクリスマスカタログで魔法の国が売り出されているのを見つけることから物語が始まります。この本の凄いところは、弁護士が本当にリアルに翻弄されまくっている所と、魔法の国(ランドオーヴァー)の説明が物凄く細かい!土地の地形やそこに生えている植物、住んでいる人間、共存している妖精やトロールたちの生活環境、その部族達の問題点。 →つづく2014/07/16

9
妻を失い失意にくれるベン。通販カタログに掲載された“魔法の王国売ります”の文句に惹かれ、疑いながらも100万ドルで購入するところから始まる物語。荒廃した王国、問題だらけの部下、次々と降りかかる難題。魔女もドラゴンも論破しようとするベンだったり、派手に魔法を失敗する宮廷魔術師だったり、個性豊かで笑わせてくる登場人物たち。己に向き合うベンの成長。王道!だがそれがいい!!続編もあるようなので続けていきたい。2013/12/13

shou

8
召喚ではなく買収で始まる異世界ファンタジー。仕事人間が妻を亡くして孤独に苛まれ、別世界に逃げたくなるという展開は納得。ドラゴンに騎士とお約束展開ながら楽しく読めた。2017/04/25

オダ

4
ランドオーヴァーシリーズの第一巻。異世界ファンタジーもの。愉快、超愉快。何がいいって前半の主人公がアメリカ・シカゴで動いてるとこがいい。デパートの広告に載ってた「魔法の王国売ります」という内容に自分の正気を疑いながら乗っていく主人公が笑える。2013/05/19

のらいぬ

3
20年ぶりくらいに再読。そう言えばラジオドラマもあったんだよね。できればこちらももう一回聞きたいところ。2014/06/14

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