内容説明
七王国の空を炎に染めて玉座を争う五人の王。その一角を占める南のレンリー王のもとに、赤い女司祭の力を借りるスタンニス王が兵を率いて現われた。みずからが正統な玉座の後継者と主張するスタンニスを嘲笑うレンリー。明と暗、性格の異なる兄弟の激突は必至である。この知らせに、スタンニスの侵攻に怯えるキングズランディングの宮廷は安堵するが、その陰ではスターク家の遺児サンサが少年王の虐待にさらされていた…。戦と混沌の時代には、祈りでさえも意味がない―全米ランキング1位に輝いた至高の異世界戦史。
著者等紹介
岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うさ
5
うわああ、何という展開! 毎巻毎巻衝撃的なのでいい加減少し耐性がついたかな?と思っていたんですがそんな事はなかった。ケイトリンの章は完全にやられました。そしてアリア、仕掛けとその見せ方が凄いなあ。未来もとるべき道も決して見る事の出来ないが故の愚かしさが、衝動が、生々しくて良い。ジョンのゴーストは"正しい"だろうと読者が見て取れる分この先の展開が怖い2009/09/14
riri
4
面白いです。スターク家の皆、頑張って。特にアリア…彼女の復讐が果たされるのを祈ります。2011/03/21
いちはじめ
4
「王」の一人がはやばやと退場。まさかこういう形とは……。それにしても、意外と派手な合戦シーンが描かれないなぁ。2008/12/08
たみき/FLUFFY
4
緑の夢の行方と、アリアの命運が気になる2008/08/11
shou
3
この先重要な展開をすると思われていた人の急すぎる退場に吃驚する。スターク家の幼い子供たちの成長を見守りながら・・・と思っていたけども、成長する時間が残されているのかどうか不安になってきた。2014/11/26