ハヤカワ文庫<br> ファウンデーションへの序曲(下)―銀河帝国興亡史〈6〉

ハヤカワ文庫
ファウンデーションへの序曲(下)―銀河帝国興亡史〈6〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150112134
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

銀河帝国の皇帝クレオン一世は、セルダンの心理歴史学を利用して銀河の平和をいつまでも維持しようと考えていたのだ。だが、この理論が銀河帝国の転覆をはかる敵の手におちれば、帝国は崩壊しかねない。その場合はセルダンを殺したほうがましだ、と皇帝は決断する。身の危険を感じたセルダンは、皇帝と敵勢力の追っ手から逃げまわりつつ、心理歴史学を完成させようとするが…絶大な人気を誇る巨匠の傑作シリーズ第6弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

22
ハリ・セルダンとドースは帝国の弾圧から逃れて心理歴史学を完成させるために逃避行を繰り返す。しかし、それは掌の上で踊らされていたものであった。銀河帝国興亡史の前作『ファウンデーションと地球』も踊らされたもので、ワンパターンになっている。2022/06/19

鐵太郎

15
かつて銀河帝国が生まれる前、遙かな過去に地球と呼ばれる惑星があり、ロボットと人間のささやかな物語がありました。その伝説は、数万年の時を経て、ついに復活します。壮大な歴史絵巻がついにつながります。そして、決して語ってはならない秘密も現れます。セルダンは、やがて、低い声で言った。「それを言うつもりはない、なぜなら・・・・ぼくはかまわないからだ」 未来はここから始まります。2006/05/24

SINKEN

11
【総評】★★★★☆ 【感想】ラストでニヤリ。見事な終着点。うまいなぁと思った。さすがは巨匠。後半はグイグイ引き込まれ、驚きと興奮に包まれての読了。SFの体ではあるものの、全体的にミステリの要素が大きかった感があります。ホーガンにも近いものがあるかな。勧善懲悪といった分かり易いテーマではないものの、言いたいことは良く分かる。壮大且つ深遠な世界をこれだけ緻密に描けるなんて本当に凄いなと思う。常に創造性を膨らませ続けてたんでしょうね。『~の誕生』に向けてラストスパートっ。2017/07/27

秋良

10
ロボットシリーズの方は未読だけど、それでも十分に楽しめる。と言うかシリーズの中で一番読みやすかったかも。セルダンが色々な社会を渡り歩き見聞を広めるところは、現代社会の縮図を見せられてる感じでなるほど、確かに衰退するのもリアル。2017/11/19

カザリ

10
なんか、感動して泣いちゃったんですけど。笑。すごすぎるどんでん返しにしても、なんてロボットだ。。えー、泣いた場面はプロポーズシーンですが。ダニールがなつかしすぎて。。。と言っても、いまからロボットと帝国読みます。笑2013/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/538236
  • ご注意事項