生活人新書
大人の食育

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140881262
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0277

内容説明

食育の三本柱は、「食の安全性」「食を通した躾」「食糧問題」。家族で食卓を囲むのは週に二~三回、外ではファストフードや高脂肪食という大人が、いったいどうやって子供たちに食の大切さを伝えるのか。味覚のセンスアップ法、三ツ星シェフの素顔、『鉄人』番組の舞台裏から日本の「食育」の現状まで、服部校長の縦横無尽・名講義。

目次

第1章 味覚は生まれる前から備わっている
第2章 食べ方のセンスを鍛える「比較」論
第3章 一流と言われる料理人たち
第4章 料理に対する心意気
第5章 五感を駆使して料理をつくる
第6章 心してその一口を

著者等紹介

服部幸応[ハットリユキオ]
1945年東京都生まれ。学校法人服部学園服部栄養専門学校理事長・校長。昭和大学医学博士学位修得。医学博士。(社)全国調理師養成施設協会会長、東日本料理学校協会会長他、多くの肩書きを持つ。「食育」「健康と食」をテーマにした講演を精力的にこなす一方、『料理の鉄人』『SMAP×SMAP』他テレビ・ラジオ番組の出演や企画・監修も行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さいたまのたぬき

17
「食育」とは イタリアでおこった「スローフード」運動に 呼応するような形で特に子供たちの食事を できるだけ豊かな(食材だけでなく食べる環境)状態にして 健全な成長をするための手助けにしよう!という 服部先生をはじめとした料理に携わる方々がひろめてきた運動です。 運動を推し進める中で服部さんは親世代が 家族そろって食事をするとはどういうことか わからなくなっているという事実に気がつきます。 そこで「大人の食育」では 子供たちに食育を始める前に 大人たちに知っていてほしい 食事のあれこれを紹介しています。 2014/09/05

RYU

3
食生活や食文化に関する、服部幸應氏のエッセイ。食べることは生きること。料理は、塩、出汁、火加減のバランス。食を通した躾ができるようになりたい。2014/01/12

Koji

2
向上心を持って工夫し続けることが大切だと言ってはります。2016/06/26

りみ

2
題名にある、大人の食育については最後にほんの少ししか出てこなかった。少し古い本ではあるので、今とは多少現状は違うとは思うが、食育は本当に必要だと思う。栄養学を学んでいるのでとても興味深かった。料理人の心意気やサービスのあり方も、質を保つのは難しいだろう。2013/04/30

Manabu Kataoka

1
服部さんの映像メディアからの印象はあまり良くなかったですが、本を読んでの印象は、悪くありません。料理人とのエピソードは、この人だからこそ書ける内容でよかったです。2013/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/443952
  • ご注意事項