内容説明
約4500年前、古代エジプトの人々は巨大なピラミッドを建設し、高度な文明を生み出した。ピラミッド文明…この強大なパワーの源泉を求めてナイル川2000キロをさかのぼっていく。河口の街アレクサンドリアから、ルクソール、アブ・シンベルまで、古代文明の謎を解くナイル川歴史の旅。
目次
アレクサンドリアの栄光―アレクサンドロス大王とクレオパトラ
クフ王の大ピラミッド―ピラミッドはなぜ造られたか
ピラミッド・ゾーン―ピラミッドの変遷と太陽の船
新たなる謎を掘る―アブ・シール、ダハシュールの発掘
中部エジプトの古代遺跡―ベニ・ハッサン、トゥーナ・アル=ジャバル
アクエンアテン王の宗教改革―テル・アル=アマルナ、アビドス、デンデラ
ルクソールの歴史と繁栄―古代エジプトの首都テーベ
カルナク神殿とルクソール神殿―ルクソール東岸の神殿群
ツタンカーメン王墓の発見―王家の谷の発掘
描かれた死生観―クルナ村・遺族の墓の壁画〔ほか〕