内容説明
世界はなぜ存在するのか。「宇宙誕生」の瞬間を解いたかにみえたアインシュタイン方程式。それは、パンドラの匣にとじこめられていた「はじまりの問い」を表舞台にひきずりだした。私たちの宇宙は、なぜ、どのように生まれたのか。はじまりの前は、完全な無か、異次元世界か。それとも神が存在したのか。科学、神話、宗教、哲学など、あらゆる観点から「はじまりの問い」という根源的な謎な追求していくうちに、いつしか「人間の知」の正体がみえてくる。
目次
第1章 方程式の大予言
第2章 はじまりの特異点
第3章 思考の堂々めぐり
第4章 はじまりはなかった?
第5章 隠された次元
第6章 瞑想する天才科学者
第7章 究極の理論・大レース
終章 ヴァチカンの奥の院にて