NHK大黄河 〈第3巻〉 黄土高原=文明のゆりかご

NHK大黄河 〈第3巻〉 黄土高原=文明のゆりかご

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  • サイズ A5判/ページ数 279p
  • 商品コード 9784140084823
  • NDC分類 292.21
  • Cコード C0325

内容説明

悠久の時の流れをきざむ大黄河。その5,000キロの夢を辿る大ロマン紀行。黄土高原の峡谷を切り裂くように南下する黄河。そして渭水、汾水の二大支流。この流域は中華民族と黄河文明の発祥地であり、ゆりかごである。

目次

取材記 地中の百万都市(黄砂の中の故城;陜北の秋;窰洞の種々相;春節のころ;陜北の冬)
取材記 暴れ竜を治める(晋陜峡谷を行く;道教寺院、白雲観;「害竜」を治めるたたかい)
取材記 民族と文明のゆりかご(民族と文明のゆりかご;交流汾水に沿って)
黄河文明の華

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

6
写真も多くきちんと細かな取材がしてある。ただ1986年刊なのはかなり古い。が、黄河が人々とどのように関わって来たかを見るにはとても興味深い。黄土高原の真っただ中、貧農の人々の苦労も大きかっただろうと思える。平遥古城の写真もあるが 全く何もない埃っぽい町で、今の美しい繁栄は誰が想像しただろう。当時はまだ黄河に橋もなく渡し船が急流に向かっていた。世界でもダントツに泥の成分の多い黄河との戦いの歴史が見える。2017/08/04

K子

1
シリーズ第3巻。 オルドスの下流側から、黄河の支流である渭水汾水の流域まで、主にヤオトンがあちこちにある黄土地帯がメインとなります。 黄帝のふるさとなど、中国発祥の地ともいえるような場所や多数の遺跡があるということで、考古学的な内容が多く、やや退屈な部分もありました。 2017/12/02

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