NHKブックス
なぜ子どもに英語なのか―バイリンガルのすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140019566
  • NDC分類 807
  • Cコード C1337

内容説明

小学校への英語教育の導入が関心を集めているが、子どものころから英語を学ぶ利点とは何だろうか。英語と日本語を同じように身につけることはできるのだろうか。バイリンガルの言語世界とは、いったいどのようなものなのか。自身三人の子どもをバイリンガルに育てた言語人類学者が、どうしたらバイリンガルになれるのか、二つの言語を学ぶと混乱しないのかなど、さまざまな疑問に答えつつ、日本人がバイリンガルになることの意味を考える。

目次

序章 バイリンガルとは何か
第1章 小学校への英語教育の導入
第2章 バイリンガルとはどのような人か
第3章 バイリンガルの言語行動
第4章 バイリンガルと知能
第5章 バイリンガルの心
第6章 第二言語はどのように習得されるか?
第7章 バイリンガルの人々
第8章 世界のバイリンガリズム
終章 これからのバイリンガル教育

著者等紹介

唐須教光[トウスノリミツ]
1942年、広島市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。イェール大学Ph.D.(人類学)。現在、慶応義塾大学文学部教授。専門は言語人類学、意味論、社会言語学
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感想・レビュー

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niko

1
明快にものを言えないのは言語の問題ではありません。Amazonのレビューで『なるほど本書を読む限り、日本語で示された著者の思考は明快な思考とはいえないようである。しかし、明快ではないのは日本語の問題ではなく著者の能力の問題であるように思う。』と書いている方がいましたが、そう書かれて当然の発言だと思います。また、その一例として、敬語の問題をあげていますが、人間関係の問題を言語の問題にすり替えるのは本当にやめてほしいです。2012/06/11

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