NHKブックス
高齢者の孤独と豊かさ

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140018859
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C1336

内容説明

高齢者は、実際に何を思い、何に悩んでいるのか。豊富な臨床例から浮かび上がる、高齢者の逃れがたい孤独、家族との葛藤、喪失体験、痴呆への恐怖、死の接近という真相。老年精神医学の第一人者が、高齢者の心の理解をふまえ、家族や医療・福祉関係の多様な対応のありようを説き、豊かな老後にむけて、定年後の心の準備をただす、新しい老人論の試み。

目次

第1章 老いとは何か
第2章 パーソナリティと人生の軌跡
第3章 中高年の喪失体験をみつめる
第4章 老いの孤独
第5章 生きる空間が狭まる
第6章 限られた時間
第7章 痴呆を生きる
第8章 老いがもたらす豊饒さ
第9章 どのように老いを生きるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫電改

1
20年前の本だが、高齢者の社会的問題や医療とのかかわり、本人の意思、家族の意思、いろいろな点を分かり易く平易な文章で書かれていて感銘を受けた。当時の65歳以上の人口比率は10%で、現在は29%と20年で約3倍になっていることを考えれば行政や国の政策になんの進展もないことが心配である。2020/11/30

根室

0
祖父と祖母に会いたくなった2012/07/05

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