内容説明
伝統文化の内景をさぐる。東南アジア諸民族の言葉と行為、習俗と信仰を手がかりにしながら、かれらの伝統的世界観を見極め、生きることの意味を汲み取ろうとする。
目次
序章 現代文明と伝統文化
第1章 伝統文化のなかの世界(民族のなかの一人;民族の知恵;稲のつくりだす宇宙;人生を見つめる;身のまわりの他界)
第2章 未知の世界とたわむれる(不思議な道具;遊びと仕事;遊びの空間構造)
第3章 自然と宗教をむすぶもの(アニミズム遍歴;シャーマンが招く神;神と社;祈りのかたち;木と人間)
第4章 遠景としての文化(森羅万象をうつす鏡;文化を超える)