UT physics
ものの大きさ―自然の階層・宇宙の階層

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130641005
  • NDC分類 420
  • Cコード C1342

出版社内容情報

人間の存在は、偶然なのか、必然なのか――古代の宇宙論から人間原理まで、魅力あふれる物理の世界をユニークな視点で描く。

目次

1 科学をする心
2 微視的世界の階層
3 宇宙の階層
4 微視的世界と巨視的世界をつなぐ
5 宇宙の組成
6 人間原理
7 宇宙論の進化
付録 大きな数と小さな数

著者等紹介

須藤靖[ストウヤスシ]
1958年高知県安芸市生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うki

1
須藤節が炸裂していて面白かった。宇宙物理学に興味のある人には一読の価値あり。そういえば以前尊敬する教授から、トンデモ物理学を論じている人の多くはスケールをきちんと把握できていない、と聞いたのを思い出した。一度頭の中を整理してみよう、と反省。2014/01/03

もんじゅ

0
主に宇宙の構造に関する階層性をいくつかの視点で論じたものでとても興味深い内容です。 素粒子から構造が上位に進むのにはその距離スケールは何桁も上がります。 これらをうまくたとえ話で解説しています。 また、ミクロの構造での条件によって宇宙の大きな構造が簡単な数式で導かれると言うのが目からうろこの事実です。 また、欄外の筆者注がしゃれっ気があって面白いです。 数式が豊富なので大学で物理を学ぶ人にも勉強になるし、そこは読み飛ばしても理解できるので専門知識の無い人でも読める大変優れた本です。2008/05/15

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