出版社内容情報
現代の家族の急激な変貌に直面して,家族生活の場である住居は何を求められているのか.女性の社会進出,子どもの発達,高齢者やハンディキャップのある人々への対応,人口構造の変化等,住まいに関わる家族の今日的問題について,世界と日本の両面から考察する.
内容説明
本書では、住居を「家族生活の場」とする視点から徹底して考察している。急激な変貌を遂げつつある現代家族、女性の社会進出、高齢者問題、子どもの発達等々の、住まいと関わる家族の今日的問題とこれからの望ましい居住形態について、世界と日本の両面から考察している。
目次
1 現代の家族と住居
2 世界の住居形態と家族
3 近代住様式の誕生―英国と日本
4 ジェンダーと都市居住
5 子どもの権利と住環境
6 ノーマライゼーションと居住政策
7 高齢者居住の展望
8 コ・ハウジングの展望
9 人口・家族の変化と住宅需給
10 家族と住居の将来