出版社内容情報
従来の男性社会を前提とした社会保障論を再検討し,女性の労働形態や家族形態の多様化に社会保障が必ずしも対応していない現状を総合的に分析,問題提起し,日常生活の向上の観点から広く社会保障制度の改善の方途を示す.大学・短大でのテキストに最適.
目次
序章 現代女性の自立にむけて
第1部 現代日本社会と女性の自立(現代日本の社会保障と女性の自立;税制における男女の不平等;労働法における女性の地位)
第2部 女性の労働と社会保障(家庭における労働の評価;就労形態の変化と社会保障;育児・介護に対する休業保障;働く女性の健康問題)
第3部 女性の生活と社会保障(医療保障と女性;年金と女性の自立;老後の経済的自立と公的支援;女性の自立と社会手当;母子家庭への社会的支援;女性の自立と居住保障;女性と高齢者の在宅介護)