記録と表象 史料が語るイスラーム世界

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130341882
  • NDC分類 226
  • Cコード C3330

出版社内容情報

イスラーム世界の歴史と文化を一次史料にさかのぼり研究するために必要な知識や情報を,著作・古文書類・造形芸術の分類から詳述する.豊富な事例を挙げて歴史研究の奥行きをしめすとともに,イスラーム世界の知的な営みの鳥瞰的な展望を提示する.

内容説明

イスラーム世界の豊かな歴史と文化に触れるために必要な知識や情報を、伝承、著作、文書史料、造形芸術の豊富な事例のなかから詳述する。

目次

イスラーム史研究と歴史史料
1 記憶・知識人・著作(語り継がれる「記憶」;歴史を伝える;ムスリムの地理的知見と世界像 ほか)
2 国家・宗教的権威・文書(イスラーム法廷と法廷史料;ウラマーとファトワー―近世イランを中心に;オスマン朝の文書・帳簿と官僚機構 ほか)
3 資料としての造形芸術(工芸が伝える情報;建築が伝える情報;絵画が伝える情報)

著者等紹介

林佳世子[ハヤシカヨコ]
1958年生。東京外国語大学助教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(オスマン朝史研究)

桝屋友子[マスヤトモコ]
1961年生。東京大学東洋文化研究所助教授。ニューヨーク大学美術研究所Ph.D.(イスラーム美術史)
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