20世紀システム〈4〉開発主義

20世紀システム〈4〉開発主義

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130341141
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C3330

出版社内容情報

国家や民族の利害を優先し,工業化を通じた経済成長による国力強化を目指して物的人的資源の集中的動員と管理を行う方法である「開発主義」が,冷戦やナショナリズムなどの複雑な要素が絡みあうなか,各地域や国々で,どのようにして生まれ,いかに展開していったのかを解明する.

内容説明

新たなプレイヤーの台頭とそのドラマ。途上国のダイナミズムと開発志向。

目次

序章 開発主義とは何か
1章 発展途上国の開発主義
2章 経済開発理論の展開と国際機関
3章 ナショナリズム・冷戦・開発―戦後東南アジアにおける国民国家の理念と制度
4章 開発体制の起源・展開・変容―東・東南アジアを中心に
5章 経済発展の政治的起源―韓国・メキシコの比較から
6章 中国・台湾2つの開発体制―共産党と国民党
7章 中東の開発体制―エジプトにおけるエタティズムの形成
8章 後発国工業化と中央・地方―明治日本の経験
9章 経済開発政策と企業―戦後日本の経験