離婚の法社会学―欧米と日本

離婚の法社会学―欧米と日本

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784130311304
  • NDC分類 324.62

出版社内容情報

本書は日本を中心に,アメリカ,イギリス,フランス,西ドイツ,ソ連,スウェーデンの離婚現象と法政策の特徴の比較分析を通じ,現代における世界的共通現象としての「離婚」を比較法社会学的にとらえ直し,今後の日本の社会の指針としようとする試みである.

内容説明

本書は、先進国の離婚法現象の国際比較に焦点を定めた。総論は、この共同研究の課題と方法および概要、異った社会における離婚法現象の比較を可能とするための基準の設定、さらに現代先進国社会が政治体制の相違をこえて共通に直面している性別分業の動揺と社会構造の変化、に関する三つの論文から成っている。各論は日本、アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、ソ連、スウェーデンという7ヵ国の離婚法現象に関する論文をおさめた。

目次

総論編(離婚法比較の基準―課題の設定;家族崩壊現象の歴史的=社会的要因―主として女子労働との関連において)
各論編(日本の離婚;アメリカの離婚;イギリスの離婚;フランスの離婚;西ドイツの離婚;ソ連の離婚;スウェーデンの離婚)