- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 哲学・思想
- > 日本の哲学・思想(近世)
出版社内容情報
いまや第三の開国を迫られているといってもよい日本および日本人はどのように振舞い,その作法はどうあるべきか--二本足の比較研究者が,豊かな外国体験と幅広い日本文化研究を背景に綴った折々のエッセイを“国際化時代の日本”に焦点を合せてまとめる.
内容説明
国際間のつきあいは物言わぬ貿易だけでなく、人間の顔のある交際でなければならない。外国で考え、日本を思う比較文学者の世界散歩。
目次
国際化と日本
国際化と大学(ハーンとケーベルの奇妙な関係;東京大学の国際化)
外国で考える(アナポリス海軍兵学校;プラドの騎士;ソウルの国立博物館;鈴木貫太郎の常識;マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳)
日本をまた考える(松江の洞光寺;憲法論争私見;クワイ川収容所やアーロン収容所を越えて;天皇は人間か神かゴッドか)
駒場の学風(氷上英広先生のこと;菊池栄一先生;竹山先生のこと)