出版社内容情報
代表的な政治学者による,日本のさまざまな点景を自由な知的展望台から捉えた文章を収録する.「大学と学問」「学歴問題の背景」から「魚料理のこと」「結婚披露宴の祝辞」など,現代文明において〈私たちとは何か〉と問いかける好著である.
内容説明
学問や学校、また日常の話題から、日本人の精神と生活を描く。
目次
1 学問について(大学と学問―何のために、誰のために;精神の冒険;科学と技術;社会科学の「進歩」;学問の世界)
2 学校について(学歴問題の背景;日本の教育;学校の「自由化」;実学と虚学;学歴と学力)
3 折々に(社会の技術;1984年と『1984年』;情報の管理;知識と情報;知識の政治;家事労働;女性の社会的進出)