出版社内容情報
将来不安が高まる今、心理学はポジティブに生き残るための知恵である。自己効力感、ハロー効果、新奇恐怖…「人事戦略家」が厳選した61語。
内容説明
心理学は、もはや人材育成からマーケティングにいたるまで、強力なパワーを持ったツールである。とりわけ将来不安が高まる今、ポジティブに生き残るための知恵でもある。自己効力感、ハロー効果、新奇恐怖、ビッグ・ファイブ…「人事戦略家」が、実務家目線で厳選した全６０語を解説。
目次
第１章 モチベーション（動機づけ）に関するキーワード
第２章 営業・マーケティングに関するキーワード
第３章 イノベーションに関するキーワード
第４章 コミュニケーションに関するキーワード
第５章 人材育成に関するキーワード
第６章 採用・評価に関するキーワード
第７章 リスク管理に関するキーワード
著者等紹介
酒井穣［サカイジョウ］
フリービット株式会社取締役（人事担当／長期戦略リサーチ担当）、特定非営利活動法人（ＮＰＯ）カタリバ理事、沖縄県キャリア形成支援プログラム協議会員。１９７２年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Ｔｉｌｂｕｒｇ大学ＴｉａｓＮｉｍｂａｓビジネス・スクール経営学修士号（ＭＢＡ）首席取得。商社勤務の後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職し、２０００年に同国に移住。０６年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業を創業し、最高財務責任者（ＣＦＯ）としての活動を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
28
本書は、酒井 穣さんが（ほぼ）週刊、無料で配信しているメルマガ『人材育成を考える』に掲載してきた「今週のキーワード」をもとにして、そこに大幅に加筆・修正をしたもの、とのことです。一つひとつのテーマは、３ページという短い文章にまとまっています。心理学に興味がある人は、知っていることも多いと思いますが、この本を読んで振り返ると、腑に落ちなかったことも「そうだったのか」と納得できるかもしれません。人は、私たちが思っている以上に、無意識によって動いていることがあり、自分自身を客観的に見詰めることは難しいのです。2020/08/14
vinlandmbit
20
断片的に諸々の機会で聞くこと、知ることの多い心理学の各要素をザザーっと触れられる入門書。ここで興味を持った or 掘り下げたいものを詳細な書籍で追っていくのが良さそうだし、本書でも推奨されてます。2017/08/20
naobana2
15
各心理学用語を簡単に説明してて雑学にいい感じです。2015/07/20
きいち
13
認知心理学、社会心理学、精神分析からユング系まで、60のキーワードを蛮勇いとわず解説し、仕事上の応用法まで端的に列挙する。ビジネス系の仕立てだけに、イノベーションにせよ人材育成にせよマーケティングにせよ、経済的合理性や統計的思考だけではいかに片手落ちか浮かび上がってくるように思う。◇個人が集まって社会を作るというより、社会の中での他人との関係から僕らはその都度自己を形成している、それを商売の現場に即して語る語り口は貴重。ややこしいことを分かりやすうに説明する力の落とし穴も含めて、お手本にしたい。2013/07/21
中島直人
10
内容は薄いが、心理学のキーワードを一通り見ることが出来る。2015/06/10
