中公新書<br> 銀幕の東京―映画でよみがえる昭和 (3版)

中公新書
銀幕の東京―映画でよみがえる昭和 (3版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121014771
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C1274

内容説明

東京の町並は、関東大震災や大空襲を経て高度成長期に至り、かつての面影を殆ど留めないまでに変貌してしまった。今は失われた東京には、都電が縦横に走り、堀や川、それに架かる橋をめぐって人々が往来した。未舗装の道路、狭い路地、煙突、広告塔。消えたものは枚挙にいとまがない。本書は、黄金時代の日本映画に記録されていた東京の風景を集め、昭和二、三十年代の細部を再現しようとした、懐かしの東京時間旅行の試みである。

目次

1 東京の映画(「東京物語」;「流れる」;「洲崎パラダイス赤信号」;「『春情鳩の街』より渡り鳥いつ帰る」 ほか)
2 映画の東京(有楽町;新橋界隈;上野;浅草 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリーピージーン

9
2013年末に急逝された大滝詠一氏は古い邦画のロケ地を訪ねるというご趣味があり、長いこと自ら記録をとっておられた。大滝氏はこの本をバイブルとしていたそうである。昭和20~30年代の邦画の場面に映っている風景、往年の東京の姿が紹介されている。著者・川本氏と大滝氏がお友達で、一緒に雑誌のお仕事もされた。運河・水路がまだまだ生きていた東京は今ではあこがれである。 作中紹介されている中には私の知っている映画は少なかったが、知らない東京の顔を教えてくれた楽しい本だった。2014/04/12

かふ

5
「映画」ではなくて「銀幕」なのがミソ。50年代中心の銀幕と呼ばれた頃の映画。小津や成瀬の失われつつある東京。小津や成瀬が銀座や有楽町を撮っていたのが、松竹ヌーヴェルヴァーグの大島渚や篠田正浩になると新宿に移るとあった。60年代の映画はそんな感じか。70年になると地方の映画が目立ってくる。山田洋次の寅さんの旅がはじまるのが70年。これはこの本とは関係なかった。永井荷風『断腸亭日乗』も引用されていて、失われた東京を探るガイドブックとして面白い。日本映画が観たくなる。2014/12/17

midnightbluesky

4
シネマヴェーラで左ききの狙撃者 東京湾を見たので、その復習を兼ねて読み直した。2019/01/27

midnightbluesky

4
某大型古書店で購入。2013/02/10

Sherlock Holmis

3
主に終戦から高度成長期までの、江戸の最期の残り香漂う東京の姿をフィルム越しにたどる試み。ほとんど観たことのない映画ながら、圧倒的破壊を堪え忍んで働き、遊び、好き合う市井の人々のエネルギーが伝わってくる。早く一本観て、その場所を訪れたい。2017/11/19

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