感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃん吉
3
中国、西洋、日本の錬金術事情を概説。錬金術が行われた経緯について、中国では、不老長寿、仙人への憧れ(道教の影響)、西洋では、現世的な富への執着の面が強いとか、東西の錬金術の違いが色々比較され、錬金術から垣間見える世界観、自然観の違いというカンジで面白い。東西の錬金術の関連について、ゾロアスター教の影響が指摘され、興味深い。日本では、道教の影響、丹薬の輸入はあるが、錬金術には受け身で、これは自然に挑むのではなく、自然の恩恵に浴する文化だからではないかと指摘されていて、これも興味深い。 2019/08/08
takao
0
錬金術は中国でもあり、日本にも流れてきている。2017/03/02
あっきー
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2 細かい薬品名より多文化との関連性がより多く分かりやすければ良かった2015/08/29
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
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☆×4.5…古い本ながらもやたらな古臭さを感じず、比較的楽に読むことが出来たのはうれしい限りです。今現在もなおかなうことのない「錬金術」。人工ダイヤとかがあるじゃんと言う話はなしで。貴金属に関してはまだその話を聞きませんからね。驚いたのは日本はあまり錬金術というものには興味は示さなかったということ。おそらくスタイルが合わなかったのでしょうね。とにかく人間の金に関する欲の深さには驚かされるばかりです。2012/10/21
佐藤リア
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References/in the Middle Ages2011/02/04