形の哲学―見ることのテマトロジー

形の哲学―見ることのテマトロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784120020582
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

現代哲学の先端テーマを恋愛小説スタイルで説く。デカルト、モリヌークスから現象学批判まで、多数の図版と新方法で展開する形と視覚の哲学。

目次

第1章 あやめとかきつばたは見分けられない
第2章 美しいものこそ形である
第3章 恋人を抱くときには目をつむる
第4章 見分けられないものは同じもの
第5章 永遠の美女は何歳か
第6章 世界は目にさかさまに映る
第7章 モリヌークス問題とデカルト
第8章 共通感覚と松果腺
第9章 光と色だけの初めて見る世界
第10章 視覚だけをもつ人間
第11章 視覚のなかの立体感
第12章 大きさと距離感
第13章 視覚対象と触覚対象の同一性
第14章 ディドロの「盲人書簡」
第15章 目の悪かったヘルダー
第16章 二次元の画像と三次元の画像
第17章 無意識の知覚システム
第18章 何よりもダメな現象学
第19章 水の中の棒