内容説明
音楽の可能性を探り、純粋批評の夢を守りつづけて40年、その卓越した業績を初めて集成!音楽にとってのルネサンスの意味を当時のフランス音楽界の動きの中で捉えた「ルネサンス音楽散歩」、フランス音楽の歴史を辿る「フランス音楽を歩く」他。
目次
ルネサンス音楽散歩(音楽とルネサンス;ティンクトリスの証言;ムジカ・ムンダーナ;ブルゴーニュ派からフランドル派へ;シャンソンとパリの小大家たち;ロンサールの音楽家;バイーフのアカデミー;カルヴァンと音楽;器楽のよろこび;エール・ド・クール)
フランス音楽を歩く(フランス音楽のあけぼの;ルネサンス時代のシャンソン;ヴェルサイユ宮殿の音楽家たち;ラモーと18世紀のフランス音楽;1830年の頃―ベルリオーズ;セザール・フランクの位置;グノーとサン・サーンス;ダンディとスコラ・カントルム;フォーレをめぐって;クロード・ドビュッシー;モーリス・ラヴェル;オリヴィエ・メシアン)
随筆(生活;社会時評;人;本;美術;音楽)