出版社内容情報
読める、わかる――21世紀の小林秀雄。
昭和27年50歳の暮、外国旅行に出た。パリに始まり、約半年、欧州を巡って絵を見た。モネやセザンヌ、彼ら一流画家たちの、意味深長の人間喜劇を見た……。他に「ゴッホの病気」など、昭和33年、56歳の10篇。
内容説明
昭和28年50歳、ヨーロッパを巡って絵を見た。パリに始まり約半年―。モネ、セザンヌ、ドガ、ピカソ…彼ら、一流画家の一流の色に、とびきり一流の人間劇を見た。
目次
昭和33年(近代絵画;「近代絵画」著者の言葉;平凡な寄稿家;私の空想美術館;「幸田文全集」;写真;マルロオの「美術館」;蓄音機;ゴッホの病気;「論語」)