出版社内容情報
植物バイオなくして、人類は、二十一世紀を生き延びることはできない!
爆発的な人口増加、絶対的な食糧不足、石油などのエネルギーや水資源の枯渇……人類が直面する「二〇五〇年問題」を解決し、資源循環型の社会を可能にする切り札は、植物バイオ。サトウキビやトウモロコシでつくる燃料やプラスチック、病害虫や乾燥に強い植物、土壌汚染を解消する植物など、植物バイオテクノロジーのすべてを紹介。
【著者紹介】
新名惇彦 (しんみょう・あつひこ)
1942年、香川県生れ。大阪大学工学部醗酵工学科卒、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪大学工学部教授を経て、1994年より、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授。工学博士。化石資源に代わる植物資源で、循環型の持続可能な社会を構築するため、遺伝子組換え技術を利用した植物の改良に取組む。経済産業省・NEDOのプロジェクトリーダーとして、植物バイオテクノロジーの発展に先導的役割を果たしている。
内容説明
2050年。地球人口は90億を突破し、石油は底をつく…。爆発的な人口増加による食糧不足、石油などのエネルギーや水資源の枯渇、深刻化する地球温暖化…人類が直面する「2050年問題」を解決し、資源循環型の社会を可能にする切り札は、植物バイオ。サトウキビやトウモロコシでつくる燃料やプラスチック、病害虫や塩・乾燥に強い植物、土壌汚染を解消する植物など、植物バイオテクノロジーの可能性を紹介。
目次
第1章 地球と人類が抱える難問(遥かなるときを経て、いま;人類が地球を変える;深刻な二〇五〇年問題 ほか)
第2章 食糧、環境問題解決の切り札(食糧生産倍増策;人類の救世主の登場;ストレス耐性植物をつくる ほか)
第3章 人類を救う植物力(太陽エネルギーの産物;未利用バイオマスの活用;バイオマスの転用 ほか)
著者等紹介
新名惇彦[シンミョウアツヒコ]
1942年、香川県生れ。大阪大学工学部醗酵工学科卒、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪大学工学部教授を経て、94年より、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科教授。工学博士。化石資源に代わる植物資源で、循環型の持続可能な社会を構築するため、遺伝子組換え技術を利用した植物の改良に取組む。経済産業省・NEDOのプロジェクトリーダーとして、植物バイオテクノロジーの発展に先導的役割を果たしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵
marimoction
未来来
マサ