新潮選書
ペルシャ湾

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106035234
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C0331

内容説明

かつてメソポタミア、インダス両文明を結ぶ海洋の道であり、アレクサンダー大王が航海を夢みた内海、ペルシャ湾。アラビア半島とイランに挟まれたこの湾岸が、なぜ世界の覇権の行方を握る鍵となるのか?香料貿易で栄えた海のシルクロード時代から、列強の油田争奪戦、ナショナリズム興隆からイスラム原理主義の高まりまで、激動の六千年を平明に描く。

目次

第1章 楽園伝説
第2章 アレキサンダー大王の夢
第3章 船乗りシンドバッドの海
第4章 海のシルクロードから大航海時代へ
第5章 石油の海と二つの大戦
第6章 モサデク革命
第7章 王とOPECの野望
第8章 イラン革命の内幕
第9章 イラン・イラク戦争
第10章 アメリカの湾岸戦略
第11章 イスラムの逆襲
第12章 日本とペルシャ湾

著者等紹介

横山三四郎[ヨコヤマサンシロウ]
1942年、山形県生まれ。上智大学卒。新聞社のカイロ、ロンドン各特派員、米ジョージ・ワシントン大学客員研究員(フルブライト)を経て現在、戸板女子短大教授(国際関係論)。上智大、東京女子大、東京農工大講師を歴任。国際政治学者、ジャーナリストとして執筆を続ける
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