新潮選書<br> 『ファウスト』と嬰児殺し

新潮選書
『ファウスト』と嬰児殺し

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005749
  • NDC分類 942
  • Cコード C0398

内容説明

生誕250年ゲーテの最高傑作は、ある薄幸の女性の悲痛な事件が、すべての発端となった。『ファウスト』のなかで無惨に処刑される少女にはモデルがいる。フランクフルト市民を震撼させたその悲劇的事件とは。膨大な裁判史料をもとに、青年弁護士ゲーテの内面と、その芸術への衝動に迫る、ロマンティック・ドキュメント。

目次

シュトラースブルクへの道
学生生活の日々
フリーデリーケとの恋
法学の勉強を終えて
居酒屋の娘、スーザンナ
誘惑の夜
女たちのうわさ
悲しみの聖母への祈り
悲劇の嬰児殺し事件
市城門を逃れて〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒイラギ

0
ゲーテに対して「美青年」と序文だけで3回くらいでてくるんですが~~。銅像の顔はそんなにでもなかった気がするな~~。感性の違いかしら。昔の裁判事情などの点でもそれなりに面白い話ですよ2012/06/17

まめ

0
青年ゲーテと、ファウスト執筆のきっかけとなった、もう一人のグレートヘンのお話。ゲーテが金持ち、頭よし、おまけに、かっこよし!と完璧すぎる…!神はニ物を人に与えるんですね2009/12/04

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